うきうきBianchiバイクストア
柏の葉のBianchiバイクストアはAbarthやAlfa Romeoと店舗が繋がっている。ほーん、イタリアのものを取り扱っている会社なんですね。
車を停めるとAlfa Romeo屋さんから店員さんが出てきて、Bianchi屋さんに案内してくれた。毎回そうなので、そういうシステムなのかしらん。
ビアンキ屋さんには来店予約を入れ、事前に「希望はNIRONE7 ALLROADかC-SPORT 2、初心者、身長、性別」を伝えていた。
予約は入れていたが週末だからかお客さんが途切れない。ストアに入ったタイミングで店員さんは4人いらして、メンテ？修理？に1人、電話応対に1人、接客に1人、いつの間にか姿が見えなくなった（休憩に入ったのかな）人が1人。接客中の店員さんが気付いてくれて、名前を告げて待つことにした。予約時間から15分ほど過ぎるが、お店の中は座るところもないし、ど素人夫婦は何を見て良いのか分からず、ぼけーーーっと立っていた。今考えれば車で待ってたら良かったんだな。って遅いわ笑
担当してくださる店員さんがお待たせしてすみません、と平謝りでやって来た。可愛いお嬢さんだ。よろしく。
「電話でもお伝えしましたが、ママチャリ以外乗ったことが無いので、クロスバイクの方が無難なのかなと思いますが如何でしょうか」と堂々と質問する。
店員さんは「ロードバイクでもそうそう転ばないですし、ご希望のグラベルロードでなくてもやはり大丈夫だと思いますよ」と言う。マジすか。
「とりあえずクロスバイクに試乗してみませんか？」と言われ、「は？またがるだけでなく試乗ですか？」と頓珍漢な返しを笑顔で受け流された。あれよあれよという間にヘルメットを被り、ブレーキやギアの使い方の説明を受ける。
お店の外で「では、行ってらっしゃーい♡」と見送られ、クロスバイクはゆるゆると走り出す。漕げば漕ぐほど早いのだろうが、調子に乗ると転ぶからな、18キロも出せれば私にしては充分よ、つかそんなに出るんか自転車ってと思いつつ漕ぐ。
ご近所を一周して来てお店に戻る。夫と店員さんが私を出迎える。お出迎えされたことで早くお返しせねばと焦り、ついママチャリの降り方で脚をあげてしまった。
その降り方だと右足を引っ掛ける→自転車ごと左側に倒れるのだ‥。転んだ、最後の最後に。両膝がとても痛い。痛いがそれよりも自転車は大丈夫か、借り物だぞと、申し訳なさで顔が引きつる。店員さんに助けてもらいながら平謝りした。
頻繁ではないけど、たまにはあることなのだろうか、店員さんは「大丈夫ですよ、では次はこちらに♡」とロードバイクをすっと用意した。え、いいんですか‥。
試乗のロードバイクはなんか高いやつだった。弁償怖い。心してかかれ！と再度ゆるゆると漕ぎ出す。先ほどはとにかく緊張し、最中は乗り心地を味わうことはできなかったが、今考えるとやはりスムーズに進んで緊張感の中にも楽しさはあった。そしてロードバイクはそれ以上の漕ぎ心地（というのか？）で楽しい。ママチャリとは違うな。当たり前だが。
自転車を降りる時には反省を踏まえ、心の中で「アラベスク！」と唱えながら右足をピン！と伸ばして降りる。無事両足着地。良かった。
ロードバイクでも全然いけるわ、私。買うわ。そうだね、VIA NIRONE 7にしとこう。エントリーモデルだし。
VIA NIRONE 7の在庫と入荷予定を調べてもらうと9月〜10月入荷になるとのことだった。そこから組み立てたら、手に入るのは遅いと12月初旬くらいになるのか‥せっかちさんは待っていられない。
「私が乗れるサイズのロードバイクで、在庫があるのはどれですか？」と調べてもらうとSPRINTだった。
‥ほほーう、SPRINTですか。って、このところ私が愛読しているはてなブログの方が予約している自転車ではないですか！この方、ママチャリで100キロ漕いでたりするんですよ。若いって素晴らしい‥。
VIA NIRONE 7とSPRINTだとお値段に約10万の差がある。レースに出る訳でなし、いまのところの究極の目標がしまなみ海道走破なのでVIA NIRONE 7でもいけちゃう？
しばし悩んでいると試乗から帰ってきた夫がSPRINTに決めてた。夫のサイズのSPRINTもあったのです。あれ、TREKじゃなくてもいいんですかと訊ねると、「サイズがあるならそりゃ買いでしょう♪」と言ってた。柔軟な思考、よきかな！
同じ自転車の方がメンテが分かりやすいに違いない。ではわたくしめもSPRINTでお願いします。
と、夫婦でSPRINTになりました。私はもちろんチェレステカラー、夫は黒です。
ちなみに両膝は地味に出血してました。ズボンで隠れてたけど。いまだにキズパワーパッドプラスを貼っています。とほほ。
